別居中にやるべきこと
別居していると、それ以上喧嘩にならないという意味では楽だ。
しかし、先の見通しがないという意味では気持ちが晴れない。
決して晴れやかな気分ではない。
どんよりしている。
そして見通しがないと、なんでもいいから手がかりがほしくてネット検索してしまう。
夜ひとりの部屋でノートパソコンに向かう。
検索キーワードを入力。
【妻 性格 直す】
…あまり役に立ちそうな情報はない。
性格のキツイ妻に苦労している夫も世の中にいるとわかるくらい。
だからどうする?というのは、『気にしすぎない』みたいなものとか、『妻に優しくする』とか、『離婚する』みたいなものばっかりだ。
求めてるのはそういうんじゃない。
どっちもどっち、とか、お互い様、とか、度量の大きな男になれ、とか、諦めも肝心、とか、そういうんじゃない。
なんか違う。
違うんだ!!
もっとこう、自分が自分らしくいられてお互い幸せ、みたいなのが望みなんだよ。
そういうのないのか?
次!
【離婚 回避】
なになに?
離婚を回避するには…『別居をしない』
もうしちゃったよ!!!
『円満調停を申し立てる』
円満調停か…。
これはいいかもね。
でも調停ってどうやるんだろ。
なになに?「離婚調停で離婚したくない場合の対処法」?
これは、知りたいね。
Kindle本か。
うーん、購入!
内容は…、微妙…。
ドキっとしたのは、『婚姻費用をケチってはいけない』という部分。
『妻の心は離れる一方です』ってね。
腹立ちまぎれに送金を減らそうかと思ってたよ。
あぶないあぶない。
他にもいろいろKindleで購入して読んでみる。
「夫婦仲修復ダイアリー」
「話を聞きたがらない夫」
「夫婦を変えれば人生は変わる」
もはややけっぱちだ。
読めば参考になる部分はあるよ、そりゃ。
でも何かを実践に移そうとすると、二人の関係が問題になる。
何かを一緒にやろう、という空気じゃない。
二人が対峙すると、二人の間の信頼関係が、というか、これまであんなことされた、こんなことされた、というイライラ感が甦る。
もはや二人ではどうしようもない。
だから、調停で第三者に入ってもらうのはよいかもしれない。
今までとは違う何かが起こるかもしれない。
そういう意味では、調停対策の載っていた参考書は役に立ちそう。
漫然と自分の意見を述べてもダメで、調停委員にとって意味のある話であることが重要、ということ。
あとは、話し方の順番も重要だそうだ。
そこは気を付けよう。
それにしても、まさか自分が裁判所の調停を考えることになるとはね…。
人生わからないものだ!
今日の教訓
- 溺れる者はネットで藁をもつかむ
- 藁も無料ではない
- 藁でもないよりはマシ
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