別居した理由
夫婦が深刻な喧嘩をしたときは頭の中に「別居」や「離婚」というキーワードが浮かぶこともある。
うちの場合は約2年前の、妻がタロを妊娠中のあたりから喧嘩が増えた。
俺が本格的に「別居」というキーワードが頭に浮かんだのは約1年前の大喧嘩の時だ。
あの時は、子供の教育方針に対する対立で収拾がつかなくなった。
その時も二人の間では収まらず、第三者に話を聞いてもらいに行ったのだ。
その時から、口には出さなかったが「別居」「離婚」というキーワードは頭にあった。
こんなに苦しい思いをしても何も結果が得られない状態に絶望的な気分になった。
苦しい思いをしても希望がないなら、一緒にいる意味あるのか?という疑問が湧くのを止められない。
そして、対立というのはエスカレートする。
夫婦の間で何か問題があり相手に変わってほしいと思ったとして、ここまでやってダメだったら次はもっとやらなければならない。
その連続で次々にエスカレートする。
しかしそれで問題が解決はしない。
力で言うことを聞かせてもより根深い問題になるだけだから。
それでも俺は、別居した。
なぜなら、別居しなければもっとひどいことになる可能性があったから。
エスカレートが進めば命にかかわる事態にもなる。
実際、長年の恨みの蓄積が爆発して配偶者を殴り殺してしまう人もいる。
自分の忍耐力を過信しないほうがよい。
そして忍耐力も年を取ると衰えるのだ。
だからそうなる前に抑止の手を打つのがよい。
それが俺の場合は別居だった。
最悪の事態を避けるための別居。
それだけ追い詰められていたということであるが、ギリギリの中でも勇気ある決断をしたと思う。
ナイス、俺。
別居の準備でやったこと
さて、実際に別居しようと思ったら、準備が必要だ。
いきなり家を出てもその日に泊まるところはネットカフェくらいしかない。
数日ならそれでもよいが、数か月から数年の長期間を考えるならアパートを借りる必要があるだろう。
実家に身を寄せられればそれもよいが、仕事の関係でそうもいかないこともある。
実際俺は、自分の忍耐の限界を感じた時に、ネットで【アパート 最安】で検索した。
男の一人暮らしなら狭くていい。
安さ重視だ。
ネットで調べた不動産屋に連絡して現場を見に行き、問題なければそれで決定だ。
そうは言ってもその場ですぐには住めない。
不動産屋で契約してから入居できるまでに最低でも1週間は必要となる。
そして当然、印鑑やら通帳やら保険証やら免許証やら個人番号カードやら重要なものは持って出なければならない。
そこはもう、別居というキーワードが浮かんだら、普段から持ち出せるように重要書類は自分の分だけまとめておくのがよい。
入居が決まれば電気ガス水道を開通しなければならない。
これは時間はかからない。
1日もあれば可能。
しかしインターネットはすぐには開通しない。
1か月程度はかかる。
スマホのデータ通信容量が十分であればよいが、できれば家にネット環境はほしいところだ。
今後のためにネットでの情報収集は重要だ。
通信に不安があるのはよくない。
また、場合によっては職場に住所変更の届けをしなければならないだろう。
住民票を移すなら、子供がいれば児童手当の手続きも必要だ。
正直、住民票までは移さなくてもよかったかもしれないが、ある意味意地だ。
その面倒な手間にまたイライラする。
それでも、行動した自分を褒めよう。
よくやった。
別居しての感想
別居することで気持ちが少し冷静になった。
相手からの不機嫌オーラにさらされないというのは気分的に大きい。
自分らの問題点について振り返る余裕も出てきた。
専門家に相談しようという流れにもなっている。
このままよい方向に変わればいい。
今日の教訓
- 最悪の事態を避けるため別居もありだ
- 自分の忍耐力を過信しないほうがいい
- 頭に別居のキーワードが浮かんだら少し準備を進める
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