共感が重要と言われるが(夫婦関係修復)
女性の話を聞くときは共感が大切とよく言われる。
だけど、共感ってなに?と改めて問われるとよくわからない。
そこは明確にしてもらいたい。
そうじゃないと結局お互い誤解に基づいて方向違いの努力をすることになる。
妻からはよく「私の話を受け止めてもらってる感じが全然しない」と言われる。
感覚的に言えば、自分にとってどうでもいいことは「そうだね」と受け止められる。
でも自分の思いと対立することは「そうだね」と言えない。
嘘をつけってことなのだろうか?
それは違うと思う。
自分の気持ちに反して嘘をつくのでは自分がしんどい。
「君はそう思うんだね」とは言える。
でも結局俺は違う意見で対立するので、そこから先に進めない。
そして、「受け止めてもらってる感じがしない」というのは俺からしてもそうで、そこははっきり言えばお互い様だ。
そこでまた行き詰ってしまう。
共感とは
共感とは、相手が「わかってもらえた」と感じる体験のことだそうだ。
つまり共感とは、相手に「わかってもらえた」と感じさせること。
「わかってもらえた」と感じさせる技能が共感らしい。
では何をどこまでやれば「わかってもらえた」と感じるのか。
相手の体験だというなら、それは相手によって違うはず。
そんなこと言えば、俺も妻から共感された記憶はない。
「わかってないな」と思うことばっかりだ。
俺は、俺が俺であることに敬意を払ってる相手のことを「共感力がある」と感じる。
あなたがあなたであることを尊重しますよ、と。
つまり、俺がほしいのは敬意と尊重。
「女性は共感が得意」というが、ちょっと違うのではないか。
女性は同質な相手のことには感情移入するが、異質な相手のことを根気よく理解する力には欠けるように思う。
「共感」とは相手に「わかってもらえた」と思わせる技能であるのだから、同質な相手にしか通用しないのであれば、その技能は低いと言わざるを得ない。
共感には知性と根気も必要。
そして人は「わかってもらえた」と感じると相手との絆が深まるようだ。
そうであれば夫婦関係を修復して絆と信頼関係を深めるためには「共感」は必要不可欠なスキルになる。
今後そのスキルの習得を目指す。
今日の教訓
- 共感とは相手に「わかってもらえた」と感じさせること
- 「わかってもらえた」体験があれば夫婦の絆が深まる
- 共感のためには知性と根気も必要
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