家族で出掛けてハナと二人だけで帰ってきた話

家族で地元のお祭りに出かけたが、ハナのおふざけ行動の度が過ぎたのでハナと二人だけで帰ってきた。

事情はこうだ。

ハナがタロのベビーカーを押したがったが、遊びでフラフラと押して危険なので注意したところ、ハナが「帰る」と言った。

ハナは人の邪魔をする。

それは気を引きたい、注目を集めたいからなのかもしれないが、限度がある。

危険なことをしたり人の邪魔をするのでは一緒に楽しくいられない。

なのでハナを連れて家に戻った。

妻とタロはそのままお祭りに行ってもらった。

家に戻るとハナは外に遊びに行きたがったが、「ママから連絡きたら迎えにいかないといけないから家にいなさい」と言って家に戻した。

家の中でリビングで二人で沈黙。

俺はノートパソコンでブログを書き始める。

ハナはソファーに寝転がって沈黙。

ハナは今日の出掛けもぐずぐずして妻のイライラを誘っていた。

俺はパンフレットでお祭りの内容をハナに説明しようとしたがハナにパンフレットをひったくられてイラっときた。

ハナは朝から着替えもせずソファーでぼんやりしていた。

いつも通りやる気が感じられない。

毎朝そうだが出掛けはハナからはやる気が感じられない。

ハナ曰く「着替えるのめんどくさい」。

俺が「めんどくさいことを頑張った先に楽しいことがあるんだよ」と言ってもピンときてないようだ。

その後、妻からもギャーギャー言われながらのんびりのんびりハナは着替えをし、髪の毛をとかし、妻に髪を結んでもらってようやく出発となった。

俺は先に家の駐車場に出てタロと遊んで時間を潰していたが、タロが俺の車の運転席に乗りたがったのでカギを解除してドアを開けると、ちょうとハナが玄関から外に出てきたところでそれを見かけ、タロを押しのけて運転席に座った。

それでタロは泣き出した。

ハナは別に運転席には普段それほど興味がない。

タロがやろうとしてることを邪魔したかったのだろう。

ハナはよくタロがしていることの邪魔をする。

何度も繰り返されているので正直なところイライラも限界だ。

だが今回は黙ってハナはそのままにし、タロを連れて反対側に回ってタロを助手席に乗せた。

ハナは運転席で俺の眼鏡をいじったり置いてあったペンをいじったりして、見つけた紙に「これに絵描いていい?」などと聞いてくる。

ハナはおふざけが過ぎる。

相手の気に障ることをして注目を集めようという態度が強い。

ようやく妻が家を出て駐車場に来たので出発となった。

祭り会場の付近に着くと、第一駐車場はもういっぱいだった。

少し離れた第二駐車場に行くと、そこもほぼ車で埋まっていたが、奥の方に数台分空いていた箇所に運よく止めることができた。

車を降りようとしたところハナが車を降りて後部座席のタロの前に座り、タロが下りるのを邪魔しだした。

さらにタロのお尻を軽くたたいてチラッとこちらを伺うハナ。

鬱陶しい。

無視してタロを降ろしてベビーカーに乗せようとすると、ハナがベビーカーに座ろうとした。ハナをベビーカーに乗せてタロを抱っこして歩き回るのはしんどいので、そこはさすがに「降りなさい」と言ってハナをどかす。

ハナも諦めてタロに席を譲ったが、今度はタロのベビーカーをハナが押し始めた。

あっちにフラフラこっちにフラフラでなかなか進まない。

そのうちベビーカーを深くあお向けにしたりして真面目に押す素振りがない。

危険なのでハナに「遊びで押すならダメ」と言ってベビーカーをハナからひったくると、ハナが「帰る!」と言い出した。

そこで俺は「帰ろう」と言ってハナを抱きかかえて車に戻った。

妻には「終わったら電話して」と言ってハナを連れて帰宅。

それが今日のことの顛末。

その後、家に着いた直後あたりに妻から電話があり、「ハナも反省しただろうから戻って来て」と言われた。

いや、家に戻っただけだから。

反省も何もない。

今また祭り会場に戻ったら何の意味もない。

単に感情に振り回されてドタバタして終わりということになる。

それでは今までと同じだ。

そうではなくて、帰ると言ったら帰る、危険なことをしたら帰る、人の邪魔をしたら帰る。

感情の部分とは別にそういう行動の規律の部分も必要だ。

ハナもそうだが妻も、感情が高ぶってギャーっとなって周りを巻き込んでドタバタして終わり、ということが多い。

今までそれを繰り返してきた。

感情があるのは構わないが、だからといって危険なことをしたり人の嫌がることをわざとしたりしてこちらに見せつけてくるのは困る。

迷惑だ。

手間と鬱陶しさと後味の悪さが半端ない。

別のやり方で感情を処理してもらいたい。

わざと悪いことしたり危険なことをするのは俺の中では限度を超えた。

許容範囲外だ。

感情が高ぶる原因や、感情にうまく対処できない問題はそれはそれで取り組む必要がある。

それはそれとして、危険なことはしない、人の邪魔はしない、ということも学ばなければならない。

今日の教訓

  • 危ないことをしたら帰る、人の嫌がることをわざとしたら帰る、などの規律も必要。
  • 感情が高ぶる原因や感情に自分で対処できない問題は別途対応する。

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