夫婦カウンセリングに行く前に夫婦二人でよく話せたのと、妻の知人を交えて話し合いをしたのと、それから夫婦カウンセリングに行ったのとで、その後は夫婦間の喧嘩やギスギスした意地の悪いやり取りはほぼなくなっていた。
最近の夫婦の対立点は子供の教育に関してだ。
特に上の子のハナについて。
下の子のタロはまだ小さいこともあり、かなり自由にのびのびと育っている。
そちらはそれでいい。
ハナは小二であることもあり、いろいろ習い事に行かされている。
それは妻の方針だった。
でも最近ハナと妻の喧嘩が多い。
また、ハナの態度がひねくれてきたように感じる。
俺にはその原因が、ハナに無理をさせている、無理やり枠にはめ込んでいることにあると思える。
もっと伸び伸び育てたほうがよいのではないか。
その点は俺にとっては3年前から懸念点だった。
妻が子供のやることに口を出し過ぎだし、習い事をさせ過ぎている。
幼稚園のころは宿題もなかったのでまだなんとかなっていた。
でもハナが小学校に上がって、学校の勉強の上に毎日の宿題が出るようになった。
そのうえさらに習い事で、ハナにとっては完全に過負荷になっていた。
疲れていても宿題やらなきゃいけない、疲れていても習い事にいかなきゃいけない。
自分のすることを自分で決められない。
毎日毎日、宿題やれ、そろばん行け、公文行けと言われる。
それはしんどいことだろう。
そのひずみがハナとの喧嘩になって表れている。
俺はそう思う。
だからしばらくの間、ハナに一切「宿題やれ」と言わないようにしたい。
むしろハナがやりたいことを思いっきりできるようにしてやりたい。
自分でやりたいことを自分で決めてこそ集中力を発揮できるはず。
自分で決めて自分で集中して、それで満足するまでやりきった時に、自信や自己肯定感が生まれる。
それを後押ししてやりたい。
妻は「子供の世界は学校が99 %じゃん」「そこで苦労しないようにしてやりたい」と言う。
俺に言わせればそれは間違っている。
人にやらされてやる勉強など自信にはならない。
挫折した時に空虚に心が折れるだけだ。
学校など生き抜いて卒業すればいい場所だ。
その間に生きる力を磨くことが重要だ。
生きる力を磨くのに役立つなら学校行けばいい。
役に立たないなら、別の場所で力を付けてもいいのだ。
今週末はハナと公園に行き、帰って来て家で「頭に思い浮かべてる物を当てっこするゲーム」をやり、100円ショップに工作の材料を買いに行った。
習い事に無理やり行かせるのはやめだ。
それで週末のハナは機嫌よく過ごせた。
ハナが笑顔だと、家庭も楽しく明るい雰囲気になる。
よい週末だった。
今日の教訓
- 習い事に無理やり行かせるのは無意味
- 「宿題やれ」というのも逆効果
- ハナが集中力を発揮できることを応援してやるのがよい
- それが生きる力を伸ばすことにつながる
今後はこの方針で行く。
たくましく生き抜いてくれ。
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