他の子に向かって悪態をつくハナ

子供の性格の50%は遺伝によるものという研究があるそうだ。

それから、子供の健全性は2,3歳までの養育環境が大きく影響するらしい。

ハナを見ていると自分とは大きくことなる気質を持っていることを実感する。

公園で遊んでいて、他の子が少しハナにぶつかったり邪魔になったりすると、ハナは「邪魔なんだよ、バカ野郎」と言い放つ。

初めて会った3歳のころからハナは所有物に関する独占欲が強かった。

自分が遊んでいるおもちゃを他の子に取られるとキレてわめく。

たとえ自分が使っていなくても。

それは今でもそうだ。

さらには、自分がたいして使う気もないものでも弟が使っていると奪って使いだす。

たとえば、タロが体温計をいじっているとハナは奪い取って自分が使いだす。

その神経は俺には理解できない。

異質だ。

人から奪い人を貶めて自分を満たそうとする傾向。

その気質がどこからきてどこへ行くのか。

はっきり言えば付き合いきれない。

劣悪な遺伝子が劣悪な環境で育った結果だという思いが拭えない。

協調性と配慮のなさは日々の食卓にも表れている。

ハナは食事の文句が多い。

野菜と肉を食べたがらない。

毎日毎日食べろ食べないの悶着が繰り返される。

正直、うんざりだ。

家に帰るのが苦痛になる。

妻の教育方法も影響していると思う。

妻のやり方は、交換条件で相手を操作するやり方。

ご飯を食べたらアイスを食べていい。

宿題をやったら絵本を読んであげる。

ちゃんとできたら公園に連れて行ってあげる。

そんな交換条件でがんじがらめの環境で生きたいか?

もともと共感性の低い遺伝子を持った子が、自由選択と裁量のない交換条件で縛られる環境で育った。

そもそも今が生きづらかろう。

では将来は?将来どうなってしまうんだろうな。

共感性もなく、無条件の安心安全によるエネルギーの補充もなく、自由裁量の行使による達成感もない。

ハナの根本的な気質は3歳の頃から変わっていない。

扱いにくい子供の育て方を知りたい。

一般論ではなく。

共感性、協調性、忍耐力、持続力が弱く他人に悪態をついたり他人から奪ったりすることを好む子供の育て方を知りたい。

切実に。

今日の教訓

  • 子供の性格の50%は遺伝による
  • 2歳までの養育環境が重要

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