最近話題の非認知能力。算数や国語など点数で表せる能力以外の能力のことを言う。
忍耐力とか思いやりとかショックから回復する力とかセルフコントロールとか。
そしてそれらの非認知能力に多大な影響を与えるのが幼少期の育てられかただそうだ。
非認知能力が将来その人の人生にどんな影響を与えるかについて、国立教育政策研究所が報告書を出している。
その中でも幼少期のアタッチメント(愛着状態)の重要性が強調されている。
幼少期のアタッチメントが、10代での学力に影響し、20代での恋愛に影響し、30代での収入に影響し、40代での健康状態に影響する。
まさに「三つ子の魂百まで」ある。
アタッチメントのスタイルには安定型・回避型・アンビバレント型があって、実験環境下での子供の振る舞い方によって判定される。
安定型の子供は、母親がいなくなると悲しむが母親が戻ってくるとご機嫌になる。
回避型の子供、母親がいなくなっても気にせず、母親が戻って来ても無視する。
アンビバレント型の子供は、母親がいなくなると激しく動揺するが、母親が戻ってきてもなかなか機嫌が直らない。
将来の収入が高く健康な人になるのは安定型の子供だ。
うちの継子はアンビバレント型だ。
母親にしがみつきつつ、母親に対して怒っている。
相手に怒りながら相手にしがみついている。いつまでも離れられず、いつまでも怒っている。
その幼少期のスタイルが恋愛でも繰り返される。相手に腹を立てながら、相手から離れられない。
怖い話だ。
今日の教訓
- 幼少期の育てられ方が10代の学力、20代の恋愛、30代の収入、40代の健康に影響する
- おおらかな子育てが重要
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