最近実家に電話して母に様子を聞くと、「虫歯になったから歯医者に行ってる」とのこと。
そういえば、昔から母は歯磨きが得意な感じじゃなかった。
ブラシの毛の開ききったよれよれの歯ブラシを使って歯磨き粉もろくにつけないで力任せに磨いていた。
でも今はたかが虫歯と言って侮れない。
なぜなら、最近の研究で、虫歯と認知症に関係あるらしいという話が出ているから。
歯周病の原因菌がアルツハイマー病に関連している可能性を示す研究結果
歯磨きで脳卒中と認知症予防ができる 「虫歯菌と脳出血の関係」の巻
母も高齢(80歳)であるし、そろそろ介護のことも考えなければならない。
そして認知症になるならないは介護の労力に圧倒的な違いを与える。
家族が認知症を発症したため、その苦労で家庭崩壊ということもありうる。
認知症にならないようにしよう、ではなく、認知症にならないで済むためならどんなことでもしよう、というくらいの勢いが大事ではないだろうか。
そこで母にマウスウォッシュを送ることにした。
でも世の中にはマウスウォッシュはいろんな種類がある。
問題はどのマウスウォッシュがよいかとなるが、口の中では虫歯菌や歯周病菌はバイオフィルムという保護膜を形成しているため、通常の薬剤では届かないらしい。
そのバイオフィルムにも浸透するのが殺菌剤IPMPで、ライオンのシステマEXのマウスウォッシュならこのIPMPを配合している。
ちなみに、虫歯菌は脳内で出血を起こしやすくするが、歯周病菌は逆に血栓を作りやすくするそうだ。
血栓ができるとそれが原因で心筋梗塞や脳梗塞になることもある。
そして虫歯菌や歯周病菌は口の中にできた傷や歯周病でできた潰瘍から血管内に入り込む。
まあとにかく、殺菌してしまえ、ということ。菌がいなければ病気も進まない。
母は歯磨きが得意ではないので、簡単に使えて、しかもすでに出来てしまった歯周ポケットにも効果がありそうなシステマEXを使ってもらうのがよさそう。
バイオフィルムに対する各殺菌剤の効果はこちら。
これで母の健康が増進されれば嬉しい。
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