朝になって宿題ができてなくて「学校行かない!」とわめく長女に対応する

長女は小学3年生。宿題が毎日出る。一日一日は大した量ではない。でも長女はやりたがらない。

まあそうだよね。勉強好きな子じゃなければあえて宿題やりたがりはしないでしょう。

そしてうちの長女は勉強嫌いである。

それはそれでいい。人には向き不向きがあるから。宿題もできるとこまでやればいいよ。

でもさ、宿題できてないから「学校行かない!」とかいうのはやめようよ

朝から不機嫌な長女

なんか知らないけど長女はそういう日がある。

あえて長女の気持ちを想像すると、宿題できてないのは気まずい、でも宿題やるのは面倒くさい、だからダラダラする、でも朝になるとやっぱり気まずい、ということか。

今朝はなんだかそれが激しく、朝から物を投げたりランドセルの中身をぶちまけたりしていた。やれやれ。

しかしここで怒って頭ごなしに「学校行きなさい!」と言ってはいけない。というか、あえて言わない。

別に学校行っても行かなくてもどっちでもいいし、子供の話を共感的に聞くことが重要だ

というわけで長女に「どうしたの?」と聞いてみる。

するとどうやら、『ママが勝手に丸付けしてそのやり方が気に入らないから学校行かない』ということらしい。

え、、、なにそれ…?

実際に長女のノートを確認してみると、計算ドリルの回答の書き方が違っていて、でもそこに妻が丸をしてしまった、ということのようだ。

うーん、、、だから何?

別にいいじゃんそれでも。長女のこだわりが分からない…。

とりあえず「宿題できててすごいじゃん」「がんばったね」と声掛けする。

なぜかキレて奇声を発する長女

長女:「ヴエェー!ギャー!!ア゛ァ゛ァ゛ア゛ァァァ!!!」

なんの動物だよ。

手が付けられないのでしばらく放置することに。

俺:「別にいいじゃんそのままでも」「俺は大丈夫だと思うよ」

と言って部屋を出る。

床に寝転がって手足をばたつかせる長女。

そうこうしているうちに登校班の出発の時間になり、班長君が迎えに来る。

当然のように行かない長女。やれやれ、今日は学校休みかな。

少し経ってからどうなったかと思って様子を見に行くと、間違った部分の宿題を直しているようだ

荒っぽく消しゴムをごしごしと掛け、ノートに計算を書き直す。

出来上がると無造作にランドセルにノートを詰め込み、さらにさっき自分でぶちまけたものも詰め込み、ランドセルを持って不機嫌な顔で玄関へ。

やればできるじゃん。あの咆哮はなんだったの

でも今からだと一人で登校になるが、それは危険。

仕方ない、学校まで送っていこう。

俺:「パパと一緒に行こう」

長女:「やだー」

俺:「いや、一人だと危ないから」

長女:「やだー」

俺:「じゃあ学校行かないの?」

長女:「やだー!」

俺:「じゃあ離れて歩くから」

というと歩き出す俺。少し距離を開けてついてくる長女。

そのうち長女は走り出して俺を追い抜いた。

俺:「ちょおっと!走ったら危ないでしょ!」

少し先でまた歩きだす長女。

距離を取ってついていく俺。

しばらくして、登校中の他の登校班グループに追いついた。

俺:「もう大丈夫だよね」

と言って長女を送りだす。

なんて朝だよ、まったく。

ドリルの答えを見て宿題やってる疑惑

さて、宿題が思ったように終わらなくて朝になってキレた長女だが、書かれていた答えに少し違和感を感じた。

彼女が直す前に書かれていた答えはよく見るとドリルの答え合わせの部分に参考として載っている「検算」の式のほうだった。

これって答えを見てやってるってことでは?

で、写す時に間違って検算の方を写した、と。

いやー、あり得る。だって彼女宿題嫌いだし。別にいいんだけどさ。

ということは、自分が写し間違って、でもそれに丸されたからそのまま出さなきゃいけなさそうになって、朝になってそれに気が付いたけど丸がついてるから直せなくてキレたのか?

そう考えると「ママのせい!」と言ってわめいてたのもつじつまがあうが…。

なんかね…。俺は宿題よりも彼女の人格のほうが心配だよ。

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