心穏やかに平和に過ごしたい。子供たちに健やかに育ってほしい。なぜそれができないのか。
自分の心の中に怒りがあるからだ。子供たちの心に怒りが貯まっているからだ。
自分の心の中から怒りをなくせば、それだけ自分の心は平和になる。子供たちの心に貯まった怒りを和らげることができれば、それだけ子供たちは穏やかになる。
人間が怒るのは仕方ない?いや、そんなことは自分がやれることをやるだけやってから言うことだ。
虐待死した子供たちは怒ることも許されずに殺された。親の怒りによって。親が怒れば子供が死ぬ。
目黒区虐待死事件を目の当たりにしたからには、そのことを忘れて生きることはできない。
5歳の子供が、親の欲を満たさなければ、暴力を振るわれ、食事も与えられず、寝ることも許されない。
子供にとっては地獄だろう。
なぜそんなことが起きるのか。親の心に怒りがあるからだ。
怒っている時、人は「自分が正しい、相手が悪い」と思っている。それは歪んだ勘違いでしかないのだが、「自分が正しい、相手が悪い」と思えば、人は何でもできてしまう。
自分が相手から反撃されない安全な場所にいる時には特にそうだ。考えなしにひどいことができてしまう。それが今は匿名のネット空間や家庭内ということになる。
子供は家庭内で圧倒的に弱い立場にある。それに対して親が怒りをぶつけるという行為がどういうことなのか、少なくとも、虐待死した5歳の子供の無念を思うのであれば、無自覚でいてはいけない。と俺は思う。
これから、自分がどうやって怒りをやめていくか、それから怒りに代わるコミュニケーション方法について考えていきたい。
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