朝から人のダメ出しをする妻

俺が朝ダイニングで『トミカハイパーレスキュードライブヘッド』の歌を歌っていると、リビング先のウッドデッキで干し物をしていた妻が言った。

「今の近所中に聞こえるよ」

だから何?と俺は思う。

妻は何かにつけ人のことをどうこう言う。

はっきり言ってウザい。

人が楽しく暮らしてるのが気に入らないのだろうか。

妻の自分本位で自己満足な頭の悪さが毎回の発言に現れている。

俺は言った。

「だから何?人が楽しく暮らしてるのが気に入らないの?」

妻は取り繕って言う。

「素晴らしい歌声だなって」

妻は人に何か言われるとすり替えて誤魔化す。

素晴らしい歌声?真面目に言ってるのか?

違うだろ。ただの誤魔化しだ。

俺は言う。

「本気で言ってるのか?」

妻はまたすり替えて言う。

「ごめんなさい」

妻の言う「ごめんなさい」はその場を逃れるためのその場しのぎに過ぎない。

こちらの言ったこと、気持ち、考えを理解しての言葉ではない。

予想外に強く出られて(何も予想などしてないが)それ以上追及されないために反射的に自分の身を守っただけだ。

自分のことしか考えていない。

何も考えずに相手を傷つけ、いざという時に反射的に守るのも自分だけ。

のど元過ぎれば熱さ忘れて同じことを繰り返す。

多くの小中学校で起こっているいじめ当事者と同じ意識レベルだろう。

「冗談だった」「ふざけただけ」「軽い気持ちだった」

いじめをする小中学生レベルの認知機能のまま年だけとってしまった。

それが妻。

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