人生で自分で決めることは重要だと思っている。
自己決定力は幸せの土台だとも思う。
人にやらされると人のせいになる。
何のための人生か分からない。
だから子供たちには自分で選んで自分で決めてほしい。
俺はそれを応援するのみである。
というわけで、自分で決める練習である。
うちでは100円ショップとDVDレンタルショップを使っている。
毎週週末は100円ショップとDVDレンタルショップに子供たちを連れて行く。
100円ショップでは子供たちは各人1個だけ好きな物を買っていい。
DVDレンタルショップでは子供たちはそれぞれ2枚好きなDVDを借りていい。
自分で選んで、自分で決める。
小さなことだが、その繰り返しが練習になる。
上の子は小2から、下の子は2歳からこれをやっている。
もともと上の子は決めるのに時間が掛かる子だった。
上の子は100円ショップでもDVD屋でも20分は悩む。
同じところを何度もぐるぐる回ったりする。
下の子は5分も掛からない。
即断即決である。
俺は、上の子の決断力のなさは母親の教育が影響していると考えている。
彼女の母親は彼女に「あれしなさいこれしなさい早くしなさいそうじゃないこうしなさい」と指図する。
そして上の子は言う。
「ママのせい」
そりゃママのせいだわ。
だってママが決めたんだから。
そんな上の子も、年々の練習によってだんだん決めるのが早くなっている・・・ような気がする。
そんな彼女のDVD屋でのチョイスは「クレヨンしんちゃん」「ゴジラ」「スポンジボブ」である。
まあ・・・いいんじゃない?俺は尊重するよ。
そして今や彼女はすっかりクレヨンしんちゃん好きに育ちましたとさ。
使っているのはクレヨンしんちゃんのコップで、週末に行きたがるのはクレヨンしんちゃんのキャラクターグッズ売り場である。
そして今や彼女の一人称は「オラ」である。
まあ・・・いいんじゃない?俺は尊重するよ。
俺もクレヨンしんちゃん好きだし。
ちょっとおバカでもたくましく生きてってくれれば。
いや、マジで。
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