なぜ継親は連れ子にあれこれ言いたくなるのか

気持ちは分からなくはない。

心配になるのだろう。こいつは将来大丈夫か?という。

もっと言えば、将来コイツの失敗の尻拭いするの嫌だなと。

あとは継親自身がべき思考や承認欲求にとらわれてるってことだ。

「挨拶すべき。感謝すべき。謝るべき」「箸を正しく持つべき」「学校に行くべき」などなど。

まあはっきり言えば、妄想だよ妄想。

そんなことより、勝手な妄想や承認欲求を押し付けてくる相手が消えた方が子供の精神衛生上よっぽどよい。

その正体は、自分の崩れた心のバランスを相手のせいにして押し付けてくる鬱陶しい存在、ということだ。

だが実際のところ、心のバランスが崩れるのは相手のせいではない。

自分の妄想のせいである。

妄想の世界に住んでいる人間にはそれが分からないのだ。

とは言っても、全ての人間は妄想の世界に生きている。

だから、「妄想にとらわれて苦しい。助けてくれ」というのはありだ。

「そうか。大変だな」「妄想は吐き出していけ」

「だが見ろ」「妄想の行く末は破綻だよ」

「妄想に執着することを取るか、妄想を捨てて心を健康にすることを取るか、選べ」

ということになる。

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