さて、以前クワガタ採りの下見に行った森である。
天気もよさそうだし、そろそろいいだろう。
というわけで継子に声掛けする。
俺:「クワガタ採りに行くぞー」
継子:「やったー!」
そこにやってくる実子。
実子:「ぼくも行く!」
え~、二人一緒か。なんか大変そう。
まあ、なんとかなるか?
俺:「暗くて危ないから俺の近くにいるんだよ」
実子:「うん!」
継子:「でも履いていくくつがない!」
俺:「え・・・なんで?」
継子:「ママが洗っちゃったから」「なんで!なんでくつ洗っちゃうの!」「だからやだって言ったのに!」「うぅあぁあーーー!!!」
キレる継子。
いや、別のくつ履いていけば?
出掛けるのもひと苦労だね。
それでもなんとか準備を整えて出発。
しばらく車を走らせて目的地へ。
森に着くと、先客がいるようだ。
車が一台止まっている。
子供たちと車を降りて真っ暗な森の中へ。
すると向こうからも懐中電灯の明かりが近づいてくる。
走って近づく継子。
継子:「何か取れましたかー?」
よその家族:「クワガタがいっぱいいたよ」「カブトムシはまだみたいだね」
継子:「やった!」「父ちゃん早く行こう!」
いいけど、ここ虫が多すぎ。
口を開けてると虫が入るじゃん。
ここで役立つマスク。
気を取り直して森の奥へ。
懐中電灯で木から木へと照らしながら進む。
すると、1本の木からキラリと光る反射が。
近づくと蛾の目が光を反射していることが分かった。
そしているね、同じ木にクワガタが。
蛾もクワガタも樹液に集まっているようだ。
クワガタは10匹くらいいる。すげー。
継子:「いるじゃんいるじゃん」「オスがいいオスが」「おっきいやつ」
と言いつつ、手当たり次第に捕まえる継子。
実子はちびっこなので手が届かず、木の下に落ちたのを探す。
結局、他の木も含めて10匹くらい捕まえて、そのうち大きいのを3匹持って帰ることに。
継子:「やっぱこの森だな」「いると思った」「またカブトムシ捕まえに来たい」
はいはい。また今度な。
楽しい思い出作りというやつだ。
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