自分は、今は学校の勉強だけできてればいい時代ではないと思うし、心の安定が幸せにつながると考えている。
未来は不確実である。不確実性の中で人生を切り開いていく必要がある。それには心の力が必要だ。これから先を生きる子供たちには特に。
というわけで子供たちと一緒に心の修業をする。題材は『きみを強くする50のことば』。理由は、なんとなくよさそうだから。まずは子供でも読める本がよいと考えた。
さっそくやる。
俺:「この本いっしょに勉強するよ」「決めつけないやり方と、決めつけられても負けない心の力を身に着けたいから」
継子:「やだ。めんどくさい」「もうできてるし」
俺:「はあ?」「あなた決めつけられるの嫌いでしょ」「できてるやつはキレたりしないんだよ」「いっしょにやろうよ」
継子:「え~・・・。弟もやるんなら、やってやるよ」
俺:「よし、タロもいっしょにやろう」
タロ:「うん!」
やれやれである。
(1)与えられることに慣れない
50の言葉の第一は、「与えられることに慣れない」である。これは、自分で決めて自分で行動しないと、うまく行かない時に誰かのせいにする人生になるということ。
それはその通りと思う。継子はよく「ママのせい」という。そりゃママのせいだよ。だって妻は「あれしろこれしろ早くしろ」というから。
だがそれでも、自分の人生なんだから自分で決めるのだ。
俺:「自分で決めるのが大切なんだって」「君ら今週なにか自分で決めたことはあるかな?」
継子:「あるよ」「授業参観を妨害してもう親が来ないようにすることを決めた」「うまく行かなかったけど」
俺:「そうか」「ナイスチャレンジ!」
タロ:「ぼくはサッカーして遊ぶのを決めた」
俺:「そうか」「ナイスチャレンジ!」
継子やばい。まあでも彼女の人生だし。
(2)自分で考え、自分で決めて、自分から動く
2番目はこれ。これは1番目と近い。自分で考えて自分で決めようということ。大人になったら周りから「○○しなさい」と言われなくなる。その時、自分で決める練習をしてこなければ自分で決められなくなる。自分が何が好きで、何をしたくで、何が得意なのか。自分のことを理解している必要がある。
俺:「大人になったら、あれしなさいこれしなさいって言われなくなるんだって」「よかったね」
継子:「大人になったら自分が言うようになるんでしょ」
俺:「心の修業をしてないとそうなるんだよ」「心の修業をしてない人ほど言うの」
継子:「ふ~ん」
俺:「自分で決めて、自分がいいと思ったことすればいいんだよ」「今から練習しておかないと、大人になってからいきなりやれと言われてもできないよ」
今日はここまで。
俺:「ありがとうございました~」
ぱちぱちぱちぱち(拍手)。
まあこんなもんだ。根気よく続けて行こう。
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