実子はこちらの言ったことをよく覚えている。
観察力もあるし記憶力もよいと思う。
なので「後で遊ぶ」とか言ったが最後「遊ぶって言ったじゃん」と詰められることになる。
実子:「迷路みたいの作って遊ぶって言ったじゃん」
俺:「ああ、すごろくのこと?」
実子:「そう」「やろう」
俺:「わかった」
というわけで紙をいっぱい出してくる。
するとそれらをテープで貼り合わせる実子。
実子:「これに作って」
俺:「はいよ」
ペンを持って、「スタート」のマスやただのまる、「一回休み」などと書いていく。
実子:「落とし穴書いて」
俺:「はいよ」
実子:「弓矢書いて」
俺:「はいよ」
実子:「恐竜書いて」
俺:「はいよ」
言われるままにトラップを書いていく。
実子:「ゴール書いて」
俺:「はいよ」
これで完成。
実子:「サイコロあるよ」
始まる二人すごろく。
俺:「ああ!落とし穴だ!」「ぎゃー!恐竜に食われた!」「うわあ!爆弾だ!」
3回くらいやって、妻に代わってもらった。
実子:「ばくだんだよ」「どかーん」
ちなみに俺は3回とも負けた。
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