チック症とあれしろこれしろ依存症の関係

最近チック症について調べている。

継子がチック症だと妻が言っているから。

それで分かったことがある。

チック症は遺伝と関係がある。

約 40 %が遺伝による因子だ。

そしてチック症の遺伝子を持つ母親は、完璧主義の口うるさい母親になるらしい。

そうだとすれば整合する。

妻は口うるさい。

しかし一歩考えを進めれば、完璧主義で口うるさいというのは病気だとみなせる。

生活に悪影響が出ていれば障害と呼べる。

完璧主義で口うるさい母親は子供や夫の人生の質を下げる。

それはもう障害だろう。

そしてチックと口うるささには共通点があることに気付いた。

チック症の説明によれば、チックとはくしゃみをしたくなるように特定の動作や声出しをしたくなることだそうだ。

そして、くしゃみを止めるのが難しいように、チックを止めるのは難しい。

なぜなら、くしゃみと同じように「それをしたい」という強い衝動を感じるから。

そして実行するとスッキリしてしばらく落ち着く。

無意識にやっているわけではない。

意識はある。

それもくしゃみと同じだ。

そして、口うるさいというのも同じだ。

人のことにあーだこーだ言うことを自分では止められないのである。

自分では止められないが人との共同生活に支障が出る。

すなわち病気、または障害である。

おそらく、「気になって仕方がない」とか「我慢できない」とか「それが当然」とか言う強い衝動があるのだろう。

そして言えばスッキリする。

チックと同じだ。

同じ遺伝子が関わっていると考えれば辻褄が合う。

完璧主義で口うるさいとは、チック症の一種である。

つまり治療の対象だ。

チック症では認知行動療法や薬物治療を行う。

口うるさい母親にも、同じ治療が有効だろう。

ただし、大人になってから完治させることはできないらしい。

また、口うるささについては本人に病識が乏しい。

本人は病気だと思ってない。

だが、それは重度のチックの一種だと考えられる。

人のことをあーだこーだ言うことを自分では止められない。

それは遺伝によるものではあるが、周囲の被害を考えれば、治療が必要な病気だ。

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