岡田斗司夫の提唱する「いい人戦略」というのがある。
相手に対して「わかるわかる~」「すごーい」「応援してますぅ」という態度で接して、その後は全てを忘れる、というものである。
アドバイスもしない。
悪口も言わない。
欠点を批判もしない。
成功者をいい気分にさせてそのおこぼれにあずかる、という生き方モデルである。
それを妻に適応することを検討する。
が、しょっぱなからつまづく。
妻は成功者か?
いや、違う。
その場合「いい人戦略」ではどう扱うか。
「その問題は僕には難し過ぎますぅ」と言って全力で逃げるのである。
・・・うーん、うまく行く気がしない。
岡田斗司夫は「いい人の振りやウソは意外とバレない」と言っていたが、身近な相手にはすぐばれる気がする。
だって日常に支障が出るから。
でも「いい人戦略」は戦略である。
「いい人だが頭悪い」という人間の振りをするのだ。
すると快適に生きられる。
本当か?
いや、無理だろ。
だって家庭内では逃げ場がないから。
成功者でもない妻の引き起こす害悪から逃れる術がない。
それでも、それを貫く。
なぜなら、愛着とは安心と応援だからだ。
愛着とは頭のよさではない。
別に頭が悪くてもいい、ひねくれてなければ。
「わかるわかる~」「すごーい」「応援してますぅ」
そして全てを忘れる。
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