妻の病気の正体2

前に『妻の病気の正体』の記事で、それは「人のことをあーだこーだ言うのを自分で止められない病気」と考えられることを示した。

それはチック症からの類推で考えると、原因は遺伝、家系によるもので脳の機能障害であると思われる。

そのような障害に苦しむ当事者や家族は多くいることだろう。

それについては本人や周りがその人の特性について理解を深め、暮らし方を工夫することで生きやすくなると考えられる。

その分野の研究が今後進むことを期待する。

さて、妻の病気・障害についてはもう一つ顕著な特性がある。

これは一つ目の特性と関連しているかもしれないが、独立しているかもしれない。

いずれにしても本人や周りの生きづらさに影響を与えている。

それは「物事のメリット・デメリットをうまく評価できない病気」である。

例を挙げると、妻は子供が走行中の車から飛び降りようとするまで子供を追い詰める。

あるいは、自分の運転する車に幼児を乗せた状態で無謀な運転をする。

あるいは、子供の治療と称して保険の利かない遠方の鍼治療をまず最初に行おうとする。

あるいは、子供の病気によいと称して子供にサプリメントを毎日5種類飲ませる。

そこには自分の行動のリスクと効果をまともに検討した様子はない。

従って、周りから本人の行動の理由を聞かれても答えられない。

まともな説明はできない。

あるとすれば本人のイライラ、不安、もやもやを刹那的になんとかしたい、という欲求である。

それでは周囲とうまく行かないことは、本人が何度も結婚に失敗していることからも分かる。

ではこれも脳の機能障害によるものだろうか?

恐らくそうだろう。

行動を駆り立てるものが本人のイライラ、もやもや、不安であるため、それが解消されるのであれば本人にとっては何でもよいのである。

結果の真偽やリスクなどには興味がない。

それなら、精神安定剤を飲めばいいのにと俺は思うが、本人は拒否する。

「副作用があるから」と。

いやあ、それで身近な家族の健康が害されているんですけど。

それも、「物事のメリット・デメリットをうまく評価できない」ため言っても無駄である。

これらのことから、脳の機能についてはずいぶん障害を持っている家系であることが分かる。

その家系においては、離婚や虐待、自殺などの頻度が高いことが予想される。

今後それらについて理解と治療方法が進展することを切に願うものである。

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