チック症の専門医を受診

継子にチック症の症状が現れているためチック症の専門医を受診することに。

気になっている症状は、軽い首振り(10秒に1回くらい)および暴言である。

その他の気になることとしては、夜尿、頻尿、授業に集中できない、ワーキングメモリの低さ、感覚過敏、かんしゃく、偏食、足の指の皮を食べるなどである。

過去の幼児期の行動で気になったこととしては、指しゃぶり、走る時のバランスの悪さ、気持ちの切替の遅さなどである。

で、チック症の専門医の説明によると、チック症は脳機能の障害らしい。

それは乳幼児期の脳内のドパミン不足からドパミン受容体が頑張りすぎるようになることで、逆に刺激に過敏になる症状だということ。

つまり脳の発達のバランスの悪さである。

それは乳幼児期には四つ這いをうまくできないなど運動のバランスの悪さに現れる。

また、睡眠も脳の発達には非常に重要とのこと。

医師は、子供は1日10時間は寝てほしい、と言っていた。

で、検査としては本人や親への問診と瞳孔反応や歩くバランスなどのチェックを行った。

その結果、診断としてはチック症で、暴言も考慮すると単純性ではなく複雑性かもしれないということである。

治療方針としては、投薬・睡眠習慣の改善・運動習慣の改善で数年間様子を見るというもの。

うむ、長丁場だね。

妻はもともと投薬には抵抗がある。

なのでその場ではお茶を濁して今回の受診は終了。

まあ専門医の診断を受けたことはよかった。

本人が自分自身を理解して生きやすくなるよう工夫することが重要だから。

問診では家系的なことも当然聞かれた。

医師から「血縁で几帳面な人やこだわりの強い人はいますか」と聞かれて「実父です」と妻は答えていたが、俺が「母親もじゃないの」と言うと、医師も「そんな感じですね」とすかさず突っ込んでいた。

妻の自分のことは棚に上げる認知機能の欠陥はもはや障害レベルである。

それも恐らく脳機能の障害だろう。

俺はそこに投薬してほしいよ。

しかし妻は精神科の薬を恐れる。

その他の薬はガンガン飲ませるのに。

そこらへんも、メリットデメリットをうまく評価できない妻の障害であり、悪循環を生んでいる。

迷惑するのは本人ではなく身近な周囲である。

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