子供たちと心の修行6

引き続き子供たちと「きみを強くする50のことば」をやる。

この本はなかなかよい。

認知行動療法ともとれる内容が書いてある。

自分自身を自分で観察し、自分の行動を選択する。

そういうことが書いてある。

そういうことを全然習ってなければ、いつまでも自分自身や周りに振り回される。

そういう人生になる。

学校の勉強なんかよりずっと重要なんじゃなかろうか。

さっそく行く。

全員ちがってオーケー

好きなことや得意なこと、考え方や意見が違っても別にそれはいい悪いの問題じゃないということ。

俺:「ハナは学校で意見が合わない友達とかいる?」

継子:「給食きらいで全然食べない子とかいるよ」

俺:「そうなんだ。でもそれはそれでオーケーなんだって」

継子:「なんかその子は給食きらいで最初から少なくして、それでも残すから先生に『もっと食べましょう』って言われてた」

俺:「そうなんだね。先生は何を大切にしたかったんだろう?」

継子:「知らーん」

「きらい」でもいじわるしない

俺:「ハナは学校で嫌いな子いる?」

継子:「いるよ。その子はみんなに嫌われてるよ」

俺:「そうなんだ。嫌いでもいいけどいじわるはしないんだって」

継子:「その子は自分の好きな掃除係しかやんないんだよ。あと授業中に他のクラスに遊びに行っちゃう」

俺:「へー。そうなんだ。その子はその掃除が得意なのかな」

継子:「雑巾がけとかちり取りとか大変だからやらないんだよ」

俺:「そうなんだ。喧嘩になっちゃうんなら生徒に掃除させるとかやめたらいいのにね」

継子:「そうだよ。アメリカでは生徒は掃除しないんでしょ」

俺:「前に『当たり前を疑ってみる』というのを勉強したね。学校の仕組みも見直してみたらいいかもね」

というわけで、今日も子供の話を聞けて面白かった。

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