子供たちとの心の修行として『きみを強くする50のことば』を一緒に話し合っている。
果たしてその効果はあっただろうか?
まだ分からない。
だが最近継子はキレにくくなってきたようにも思う。
それは、一緒に学ぶことによって「自分を理解し相手を理解する」ということを前より実践できるようになったからではないか。
そう思いたい。
引き続き学びを続ける。
意見の違いは当たり前
「人とつながるヒント3」はこれである。
俺:「ハナは何か人と意見が違ったことはあるかな」
継子:「あるよ。あたしはこの勉強したいって言ってない」
俺:「意見の違いは当たり前なんだって。『意見が違うことに臆病にならないで』って書いてある。意見が違う時はどうしたらいいと思う?」
継子:「相手に自分の意見を押し付ける」
俺:「俺は、相手に『あなたは何を大切にしたいんですか?』って聞くといいと思う。ハナは何を大切にしたいんですか?」
継子:「テレビ見たい」
俺:「見たらいいんじゃない。俺はこの勉強を一緒にしたい。なぜなら、人生にとってとても重要だと思っているから。ハナは自分の思い通りじゃない時どうする?俺は、自分の思い通りじゃない時にどうやって乗り越えるかのヒントがここにあると思っている。テレビは見たらいい。でも自分の思い通りにならない時にテレビだけ見る人になってほしくない」
継子:「そんなことにならないし」
俺:「ハナの学校のクラスで、思い通りにならないとワーッ!てなっちゃう子がいるでしょ。その子はこういう勉強はしてないと思うんだよ。だからワーッ!てなっちゃうの」
継子:「あいつは人の話聞かないし」
俺:「ハナは自分の話を聞いてもらいたいんだね。じゃあハナも人の話を聞けるようになるように勉強していこうよ」
意見の違いに臆病にならないで、というお話でした。
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