夏休みは継子と二人で家にいるケースもあった。
すると継子は「父ちゃん遊んで」と来る。
「遊んでくれるって言ったじゃん」とか「遊んでくれるならご飯バランスよく食べる」とか「母ちゃんと遊んでもつまらない。父ちゃんがいい」とか言われる。
ありがたい話ではあるが、それはそれで疲れるのだ。
俺も楽しく遊んでいるよ。
でも遊び心を振り絞って小学生と遊んでいるわけよ。
あたま空っぽにして無心にやれるジョギングとは違う。
気力が疲れるわけ。
なので午前中楽しくサバイバルごっことかして、ご飯を作って食べて、すぐまた「遊ぼう」とか言われても限界なわけだ。
「外で遊んでこーい」と言いたくなる。
が、今年の夏も暑かった。
公園に行っても誰もいないらしい。
困った。
なんか一人で道を極める的なことしてくれないかな。
下の子は一人でブロック遊びとかしてくれるんだけどな。
継子は誰かが相手してくれないと面白くないんだよな。
かまってちゃんである。
まあ、俺が遊んでもらえるのも今のうちだが。
年取ると気力が続かない。
そんな夏休みである。
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