病気炸裂の妻

夏に家族で旅行に行った時のお話。

ホテル宿泊二日目で、外出から帰ってきた際の出来事。

妻が部屋の鍵を持ち、俺が荷物を持って部屋へ戻ろうとしている。

子供たちはホテルのお土産屋でお土産を見ている。

すると妻が、「早く行くよ」といって子供たちをせかした。

では部屋へ戻ろうかと思い、俺は妻に「俺部屋の鍵持ってない」と声をかける。

そして子供たちと一緒に部屋の前まで移動。

荷物はそこそこ思い。

しかし妻は来ない。

しばらく経ってから手ぶらで悠々と歩いてくる妻。

何をしていたのか聞くと、観光案内のチラシを見ていたそうである。

人に荷物を持たせ、早く行くよとせかし、自分が部屋の鍵を持っているにも関わらず、自分は好きなことをしながらゆっくり来る妻。

病気炸裂である。

妻の病気は「人にあーだこーだ言うのを自分で止められない」というものと、「物事のメリットデメリットをうまく考えられない」というものである。

そのため、人には「早く早く」というが自分は人を待たせる、という事態がしばしば発生する。

しばしばというか、それが日常茶飯事である。

つまり、妻の「早く早く」には早くしなければならない合理的理由はなにもなく、単に妻の心の乱れを外に出すのを止められない性質が出ているだけであり、人を待たせるというのも、人の時間と命に頓着しない妻の性質が現れているだけである。

妻の言動はその精神の錯乱が強く表れているため、一見まともに見えてもまともだと思って相手をすると、その錯乱に巻き込まれるだけに終わる。

統合失調症にも似た症状である。

本人が治療と投薬を拒否しているため、どうしようもない。

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