所有欲が強い継子

継子は自分のおもちゃを弟に使われるとキレる。

そして弟が褒められていると「そんなこと大したことない」と悪態をつく。

そして「なんであたしがそんなこと(宿題、掃除)しなくちゃいけないの!(ほかにもやってない子いる)」とよく言う。

これらが意味するところは、心の平和の欠如、である。

常に心の平和が脅かされている。

だから何も譲れない。

何か物を使われれば自分の財産が脅かされると感じ、他の子が褒められれば自分の立場が脅かされると感じ、自分が使役されても自分の労力が脅かされてると感じ、自分が一番じゃなければ自分の価値が脅かされると感じる。

それは、母親に連れられて住むところを転々とし、「あれしろこれしろ早くしろ」と言われて育てられた子の末路と言えるだろう。

安全な生活への信頼や、自分を守ってくれる他者への信頼というものが育たなかった。

不安だから物を独占し、自分が一番じゃなければ気が済まない。

その基本的な不信感が攻撃性の元になっている。

彼女にとって他人とは『脅かしてくる存在』である。

それが人間関係の悪循環を生んでいる。

それを止めるためには、投薬もありではないかと思う。

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