継子は人に謝れない。
「謝る」という回路がまだできていない。
それは親がお手本を示していないからでもあるが、継子の「自分のことを棚に上げて人に文句を言う」性質も強く影響している。
継子は実子に足がぶつかって「ハナが蹴った!」と言われると「蹴ってねーよ!」とわめく。
実子の発言もただの本人の解釈に過ぎないが、継子も自分の解釈と異なることを言われると脊椎反射的に反発する。
継子には「相手に痛い思いをさせたらわざとじゃなくても『大丈夫?』って言うんだよ」と教えている。
しかし継子はそれができるような気配はない。
そして継子は妻が継子が思ったのと違う行動を取ると「何回言ったら分かるんだよ。バーカ」と罵る。
お・ま・え・も・な。
妻と継子はよく似ている。
心に自分のことを棚に上げる棚を持っている。
何段も何段も。
脳の仕組み的に言えば、自分の思い込みにこだわり、多面的な予測をする能力がない。
ASD的特徴と言えるだろう。
これが、共通の遺伝子を持つがゆえに相性が最悪になる母子の例というやつか。
やれやれ…。
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