なぜなら、子供がすでに愛着障害になっているから。
離婚家庭の子供は両親の離婚というトラウマ体験を経験している。
また、離婚に至る過程で両親の不和に巻き込まれている。
従って、小さな子が抱えきれないほどの心理的ダメージや認知の歪みが発生している可能性が高い。
あるいは、離婚する親自体が発達障害や愛着障害である可能性も、うまく結婚生活を送れているケースより高いだろう。
すなわち、離婚経験者とその子供というのはメンタル的に疾患がある可能性が高い人々である。
そんなもん、専門家でも相手にするのは難しい。
従って、初婚の素人にどうにかできる問題ではないのである。
だからシングルマザー、シングルファザーと結婚するつもりであるならば、子供と一緒に定期的に小児精神科に通い、ペアレントトレーニングも真面目に受講する程度の覚悟をすることは必要最低限である。
精神論や根性論では無理である。
ましてや、継親の大して勉強してない乏しい子育て知識とスキルではどうにもならない。
一般人はその辺が分かってないのだろう。はっきり言えば継親自身も分かってない。
愛情や精神力も有限なので、うまく使わなければ枯渇するのである。
なので結婚を考えている場合は、相手とその子供の障害の程度をよく見るべき、ということになる。
そして精神論や根性論に頼ることなく、小児精神科へ行け、ということだ。
その方が愛情を無駄に浪費せず有効活用できる。
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