継子は元気そうに見える。
学校で嫌なことがあったが乗り越えられたのだろうか。
子供の心の回復力(レジリエンス)については、温かな養育環境で高まるという研究もある。
そういうことなら、うちはまあまあ温かい。
妻も、発達の医師に診断されてからは前よりはうるさく言わなくなってる。
やばいのはクラスの問題児のほうである。
継母に虐待されてたという話も聞く。
その子の様子を聞くに、反抗挑戦性障害、素行障害、愛着障害などを発症している懸念がある。
教師の話も聞かず、父親の話も聞かず、かなりの偏食らしい。
発達障害も併発しているかもしれない。
恐らく、感情認知、感情調整に問題を抱えていて、「この世界に安心できる居場所はない」「誰も助けてくれない」「自分はOKじゃない」「周りは敵だ」という信念を持っている。
そうであるならば、継子とのトラブルについては学校側が事情聴取をしているらしいが、たぶん本人は全否定するだろう。
反抗する、支配する、という仮初めの高揚感だけで生きてるからである。
それを失えば本人は何も持ってない。
飢餓感、欠乏感、空虚感、恐怖と不安で生きてるだけである。
それに直面するのは耐えられまい。
早く医者へ行け。
人にちょっかい出してる暇があったらさっさと医療と福祉につながれよ。
まあ、まともな養育者に恵まれるかどうかが運の分かれ目ではあるね。
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