怒りにとらわれると判断を間違うことがあるのでとらわれない方がよい。
だがそのやり方を学んでいなければ抜け出すことは難しい。
子供のころからそういった生きる知恵を伝授される環境になかった、みじめな人ほど怒りにとらわれやすい。
怒りとは何か。
それは、これまで受けて来た損害と、これから受けるであろう損害の圧倒的予測を頭に浮かべたことによる、相手を破壊したいという強い欲求のことである。
だから怒りにとらわれないためには、これまで受けた損害と、これから受ける損害を、全て水に流しておくことである。
それによって、軽やかに自由に選択し続けることができる。そうでなくてはトレードは勝てない。
人生も同じだ。
怒りにとらわれたみじめな人は、怒りにとらわれて操られることになる。
滑稽である。
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