ワーキングメモリの小ささ

継子はWISCの結果、ワーキングメモリの小ささを指摘されている。

そのせいか、先のことを考えて行動することが苦手である。

朝、学校に行くにしても、休日に出掛けるにしても、早め早めの行動というものは皆無である。

朝起きればソファーで横になり、ご飯を食べ始めたら食べ始めたでおしゃべりしながらだらだらと食べている。

「この時間に次の行動に移らなければ遅刻する」という時間になってもお構いなしである。

そのくせ、いざ遅刻しそうになるとキレる。

この現象は、「今その時の気分」以外のものを脳の作業台に乗せるだけのスペースがないということなのだろう。

だから、今だらだらしたければだらだらする。

今もぐもぐしたければもぐもぐする。

食べてる途中でも授業中でも、今ごろごろしたければごろごろする。

延々とこの繰り返しである。

行ってみれば猫である。

猫に対して「先のことを考えて計画的に行動しなさい」と言っても無理である。

そんなものは無理で、その時の気分で行動するだけである。

ごろごろしたければごろごろし、何か食べたければ何か食べ、気に入らないことがあればフー!!!っとなる。

学校ではこの猫に一生懸命なにか芸を仕込もうとしてるようだが、まあ無理な話だ。

猫は猫のように生きるだけである。

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